【パークゴルフ ルールQ&A】修理地・カジュアルウォーター

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修理地とカジュアルウォーターの救済の違いって何ですか?


修理地の場合の救済は、「義務」です。必ず救済を受けなければなりません。

カジュアルウォーターの場合は、そのまま打っても良いですし救済を受けても良い二者択一になります。

 

 

ボールはラフにあり、スタンスはフェアウェーだが水溜りの中。救済をフェアーウェー側に受けたら駄目ではないかと言われた。


カジュアルウォーターの救済はラフ、フェアウェーグリーンに関係なく
①カップに近づかず
②水溜りを避けうる
③ハザード外でボールの止まった位置に「最も近い位置」にプレースする。
この条件を満たせば、フェアウェー、グリーン上でも問題ない。

 

 

ボールは、フェアウェーにあるのだが、足元が水溜りの中に入っている。救済は受けられるか?


一時的な水溜り内にボールか、スタンスがある場合、あるがままでプレーするか、救済を受ける事が出来ます。

 

 ルールを確認してみよう!

パークゴルフ規則 第38条(カジュアルウォーター)

第38条 一時的な水溜り内にボールがあるかスタンスがある場合、またはボール及びスタンスの一部が掛かる場合は、プレーヤーは、そのボールをあるがままの状態でプレーするか、本条の規定によるカジュアルウォーターとして救済を受ける場合は、その状態を同伴者の確認を得て、救済を受けることができる。なお、雪及び自然の氷(霜を除く)は、プレーヤーの選択により、カジュアルウォーターまたは、動かせる障害物として処理することができる。

 プレーヤーが前項の規定により救済を受ける場合は、次の処置をとらなければならない。

(1)フェアーウェー・ラフ及びグリーン上の場合

そのボールを拾い上げてストロークされるボールが当該カジュアルウォーターを避けうる、カップに近づかない、ボールが止まっていた所にできるだけ近いハザード外の位置に、ペナルティーなしで拾い上げたボールをプレースする。

(2)バンカー内の場合

そのボールを拾い上げて次のいずれかに場所にプレースする。

a.バンカー内で、ストロークされるボールが当該カジュアルウォーターを避けうる、カップに近づかない、ボールが止まっていた所にできるだけ近い位置。

b.バンカー内にプレースすることができない場合は、バンカー外で、ストロークされるボールが当該カジュアルウォーターを避けうる、カップに近づかない、ボールが止まっていた所にできるだけ近い位置。

3 前項に違反したときは、ペナルティーを付加する。

 

地域によってはカジュアルウォーターの処置の理解が進まず、カジュアルウォーターであってもあるがままでプレーをしている、という話を聞いたことがあります。

処置間違いがペナルティーになるので、そのような措置をしているそうです。

ルール違反ではないですけど、救済を受けられないのが普通という誤解を生む可能性もあります。

ペナルティーに関しては間違えているのに、その時に注意しないで「いまのペナルティーだよ」後出しで言われると嫌な思いをします。

仲間内の大会、コース主催の大会、協会主催の大会など、大会にもいろいろなケースがあると思いますが、お互いが注意しながら楽しめることを第一にプレーをするのが一番ですよね。

 

 

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