白老パークゴルフクラブでスローパークゴルフと銘打ったイベントが毎月開催されている。
このスローパークゴルフとは、ゆっくり、のんびり、がテーマのパークゴルフ
近年、パークゴルフ場では、待たされることで「早く打て」「早くどけろ」などと、初心者やご高齢のため、
ペースを上げてプレーが出来ない人に対して、配慮が欠けるような言動をする人が見受けられると聞く。
誰でも初心者の時はあり、また高齢になってもパークゴルフが好きで、プレーがしたいけど、
コースで邪魔者扱いされるから・・・・などの理由で、人気コースでのプレーを避ける方もいるそうだ。
以前、障碍のある方達と一緒にパークゴルフをする機会を得て、いろいろお話を聞くことができた。
障碍のある方達も、他のプレーヤーに迷惑を掛けるとの思いから、ずいぶんと気を使ってプレーを
するのだそうだ。
ハンデキャップの差が出にくいスポーツということで、交流、コミュニケーションが世代を超えて楽しめる
というのがパークゴルフの基本理念だと思うのだが、現実はそうではないらしい。
それならば、ゆっくりパークゴルフをしてもらえる機会をコース側が用意すればいいのでは!
と始めたのが、白老パークゴルフクラブのスローパークゴルフ、
毎月1回、任意の金曜日に開催されるスローパークゴルフは、定員20名、
9ホールごとに休憩を挟み、午前と午後に分けて36ホールをプレーするというもの、
白老パークゴルフクラブのスタッフに話を聞くと、毎月このスローパークを楽しみにされているご高齢のご夫婦、
白老パークゴルフクラブの月例会は引退して、もう参加はしないけど、このスローパークだけには欠かさず参加されるメンバーさんもいるそうだ。
白老パークゴルフクラブは北海道胆振地方におけるパークゴルフコースの老舗であり、
30年近い歴史のあるコース、当然長い歴史の中で白老パークゴルフクラブをホームコースとして
パークゴルフを続けられてきたメンバーさんもいる、
そのような方が、大好きなパークゴルフを思い切り楽しめないのは、「あってはならないこと」と
白老パークゴルフクラブのオーナーをはじめ、クラブのスタッフが立ち上げたのが
「スローパークゴルフ」なのだ。
7月のスローパークゴルフが1日行われ、みんパゴクラブメンバーさんからその時の写真が届いたので、
この記事に掲載させてもらいます。
皆さん良い笑顔でプレーを楽しまれたそうですよ。