今回から2回に分けて、バットの技術講座。今回の基礎編では、「そんなのわかってるよ!」とは言わないで、初心に帰ってもう一度確認してみてください。ラインの見方・狙い方等は、次号の応用編で説明しますので、まずはパットを打ってみましよう。きっと明日からのプレーに役立つことと思います。
バツトの基本は、「フェイスの芯に当てて、真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ打つ」
基本さえ知っていれば、後は自分で工夫して、ー番打ちやすい方法を見つけてください。しかし、まずは基本を理解することが大切です。基本ができて、応用することができることを、再確認してください。
POINT(1) グリップ
パットの場合、短く握ったほうが、スイングがブレないので、芯をはずさずに打つことができます。また、手首は使わず固定させます。
POINT(2) 目線・スタンス
左目の真下にボールがくる位置に立ちます。スタンスは左足をちょっと開いた方が、カップも見やすく感じます。(左ききの場合は逆)
自分の距離を知れ!
自分でどの位クラブを引いたら、どのくらい転がるのかを、事前に把握しておきましよう。
POINT(3) スイング
テイクバックを大きく取らない。小さくしてフォローで回転を掛けることで、ボールが真っ直ぐに転がりやすくします。
POINT(4) クラブ軌道
低く長く出す。押し出す感覚。
パットは手ではなく、肩で打て!
ロングバット・ショートバットの打ちわけは、強い・弱いではなく、テイクバックの大きさで決まる!
POINT(5) 上りパット
上りは、ボールの通常より前(カップ前)にアドレスし、アッパーにしないで(ヘッドを上げない)強めに真っ直ぐ打ち出します。
POINT(6) 下りパット
下りはボールの通常より後ろ(右足側)にアドレスし、大きくオーバーしないように、テイクバックより長くフォローし、ちよっとアッパーぎみにして、回転を少なくします。傾斜を考えてカップの手前までを狙います。
技術指導 山本 妙子 氏
プロフィール
北海道岩見沢市在住、パークゴルフ歴16年。
北海道フレンドリー事務局
岩見沢フレンドシップ同好会会長
第10回JALカップ全日本パークゴルフ選手権優勝