きもべつ市ケ原パーク羊蹄コース1番
雨の中で開催された「せせらぎ大会」の模様からコースについての解説をしてみようと思います。
深いラフからの寄せテクニックが光る 羊蹄山コース1番のプレー
雨天が続いたため、ラフの刈込がされていないので長く伸びたラフがコースの難易度を高めています。
距離の長い1番ホールはティーショットで飛距離を稼ぎたいホール、フェアウェーが蛇行しているため、グリーン手前にラフが待ち構えています。
プレーヤー達は、1打目がラフに入ることは想定済みとばかりにピン、グリーン方向へフルショット。
2打目はラフからの寄せ、ロブショットのテクニックを駆使します。
このホールのグリーンは低地になるため、グリーン上はラテラルウォーターハザードに近いくらい水を含んでいる状況、カップの手前でボールに急ブレーキがかかり、いつもなら入るパットが入らないというプレーが続きました。
コースが乾いているときのグリーンは奥に向かって高速グリーンなので、この日はカップに打ち切れないプレーヤーさんがほとんどでした。
きもべつ市ケ原パーク羊蹄コース2番
短いホールながらカップ位置が難易度を高める。
カップ位置がグリーンの一番奥の端。
ちょっとでもオーバーすれば、バンカーに入るというカップ位置のため、強気のパットがスコアを崩すことも。
微妙に左カーブを描くフェアウェーは直接グリーンオンを狙うことを阻み、深いラフとバンカーをショートカットしなければグリーンを狙えないレイアウト。
コース距離は短いながら、2点あがりは難しいホールとなっています。
きもべつ市ケ原パーク羊蹄コース3番
三日月湖の様なレイアウトは確かなテクニックが求められる!
Google mapより
グリーン方向へ狙うためには、深いラフとバンカー、植栽、さらにグリーン前にもバンカーが配置されているため、グリーン手前のフェアウェーで止めるティーショットが打てれば大成功。
フェアウェーなりに打っていく場合、グリーンオンは3打目となるため、ほとんどのプレーヤーさんがラフをショートカットしてくるホールです。
1打目はグリーンまたはカップを狙える位置のフェアウェー狙いですが、当然ラフに止まるケース、2打目もラフ越えが残る場合もあり、ラフから上げ球系のショットが打てなけば攻略が厳しいホールになります。
次回Vol2では羊蹄コース4番~6番のご紹介を予定しています。