パークゴルフ ルールQ&A 【動かせない障害物】
パークゴルフルールの中で、
動かせる障害物に関しては救済があるのに対して、
動かせない障害物には救済がありません。
ゴルフの場合、動かせる障害物、
動かせない障害物ともに救済の
対象になりますから、
ゴルフ経験のある人が間違えやすいところだと思います。
※2020年の新ルールでは、
アンプレヤブルのルール変更がありそうです。
競技会で予備カップの蓋がずれていて、当該者のライン上にあるため、同伴者の同意を得て、修正プレーをした。
予備カップの蓋は、動かせない障害物です。
ご質問のように、不備がある場合、以前はあるがままでプレー、
動かすことができませんでしたが、
新ルールで、正しい位置に戻すことが可能になりました。
大会前に修正すべきでしょう。
もし、大会途中で不備が発見されたら
競技委員に申し出て対処してもらいましょう。
(基本は、あるがままでプレー)
ネットにクラブが触れボールに当たらなくても、
ボールが動いているので1ストロークとなる。
尚、逆にネットにクラブが触れ空振りになって
ボールが動かなかった場合、周囲の改善となりぺナルティとなる。
新ルールでストローク中も動かせない障害物に触れた場合はペナルティになります。
ネットは、動かせない障害物として扱います。
ストローク中にクラブが触れてもペナルティになりません。
ストローク中に触れた場合、ペナルティになります。
ボールが打てなければアンプレヤブルとして、
2打を付加し、プレーを続行してください。
1打を付加しプレーを続行してください。
バックスイングでクラブがネットに当たるのは、
ストローク中です。
アドレス(構えた時)時、ネットにクラブが触れていなければ、
バックスイング、フォロー後にクラブがネットに触れてもノーペナです!
ストローク中に動かせない障害物に触れた場合でもペナルティとなりました。
ストローク中に触れる状況であれば、アンプレヤブルを宣言して救済を受けましょう。
ルールを確認してみよう
パークゴルフ規則:第28条(動かせない障害物)※新ルール
第37条 動かせない障害物の中または上にボールがある場合、またはボールがこれに接近しているために、プレーヤーのスタンスまたはストロークの妨げとなる場合は、動かせない障害物による障害が生じたものとする。
2 前項の障害により、ボールをストロークすることができないときは、アンプレヤブルを宣言して救済を受けることができる。
3 動かせない障害物を動かしてストロークしたときは、ペナルティを付加する。
4 動かせない障害物が、明らかに元あったと思われる状態でない場合、元あったと思われる状態に戻すことができる。
例1 ネットにボールがくっついてしまったので、ネットを挟んでボールを打った。
※ペナルティを付加して、ボールの止まった位置からプレーを続ける。
例2 ボールがOB杭のコース側にくっついて止まったので、そのまま打ったらクラブが杭に触れた。
※ペナルティを付加して、ボールの止まった位置からプレーを続ける。
プレーヤーは、スイング、ストロークの動作を行う範囲の区域内(ライ)を改善してはならない。また、ストローク中に動かせない障害物に触れてばならない。