これからのパークゴルフコースはユニバーサルデザインが主流になる?
2019年4月20日にオープンした、札幌市のパブリックコース、山本公園パークゴルフ場を調査してきました。
最新のパークゴルフ場、パブリックコースということでユニバーサルデザインが取り入れられた綺麗なコースでした。
ユニバーサルデザインのパブリックコース
札幌市内のごみの処分場跡地を緑地公園にして、市民に開放しているのですが、2019年4月20日に厚別区に厚別山本公園パークゴルフ場がオープンしました。
札幌市内で新しくオープンしているパークゴルフ場は、ごみ処理場跡地の緑地公園にパークゴルフ場を作ることが多いようです。
手稲区にも公園とパークゴルフ場がセットになった緑地公園があります。
札幌市はもともと河川敷コースと公園のコースが多く、そのほとんどが18ホール、大きくても27ホールが中心でしたが、手稲山口緑地東コースは45ホール、今回ご紹介する厚別山本公園は36ホールと大型のパークゴルフ場を作るようになってきました。
公共施設ですから、バリアフリー化されたユニバーサルデザインの施設で、コースも急な傾斜や段差が少く、とても歩きやすいコース設計になっています。
札幌市内のコースは障がい者の方は無料ということで、障がいをお持ち方でも気軽にパークゴルフを楽しめます。
ハンデキャップのある方と一緒に楽しめるのもパークゴルフのいい所です。
パークゴルフはリハビリにも有効!
先日も宮城県のパークゴルフ仲間で半身に障がいのある方と一緒にプレーをしてきたのですが、パークゴルフのリハビリ効果によって、どんどん回復しています。
施設の階段も麻痺している足をしっかり使って上り下りをされていましたし、スタート台の段差も気にすることなくプレーをされていました。
パブリックコースは地域の健康増進、コミュニケーションを目的にしているところがほとんどです。
高齢化社会により、「高齢者の健康増進、医療費削減」にパークゴルフは実績がありますので、スポーツ施設でもあり、軽度の運動、世代に関係なく楽しめる、ということで難易度の高いパークゴルフコースは、この先あまり作られなくなると予想されますし、近年の人気コースを見ていると、歩きやすいコースに人気が集まっているように思います。
以前はスポーツとしてプレーの技量を競う傾向が強く、難易度の高いコースが人気でしたが、現在はレクリエーションスポーツとしての愛好者のほうが多数派になってきているのでしょうね。
山本公園パークゴルフ場をプレー
さて、前置きが長くなりましたが、6月8日に札幌市厚別区の山本公園パークゴルフ場でみんパゴブロガーの「しゅんY12」さんを誘い、一緒にプレーをしてきました。
「しゅんY12さん」のブログ、パークゴルフ場考察・紹介の調査でもまだ未調査のコースということで、お付き合いしていただけました。
コースは平坦、歩きやすさ優先ですね、きつい傾斜もなく、極端なマウンドなどもありませんが、ドッグレッグには必ずと言っていいほど、ショートカットの障害物としてバンカーが設置されていました。
新コースということで、芝がまだ安定していない?生えそろっていないというか、コースによって芝の育成状況に差があって転がりの感覚に違いがあります。
コースの難易度としては決して高くはないのですが、コースによるシビアな攻略ストレスも少ないので、その分気楽に楽しめるコースだと思います。
パブリックコースなので、芝の管理体制が民間コース並みにはできないと思いますが、いい芝に育成が進んでくれたら、プレー代も1日500円とリーズナブルですので、利用者はどんどん増えてくるような気がします。
コースの設備として、管理棟にはジュースの自動販売機はありますが、食べ物はほとんど販売されていません、カップ麺が数個ありましたが、近隣にコンビニもありませんので、お昼を挟んでプレーをする場合は、あらかじめ食事の準備をしていくようにしてくださいね。
プレー動画を数本に分けてみんパゴチャンネルで配信していますので、参考にしていただければ幸いです。