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えべつ角山パークランド閉場で思うこと

北海道だけでなく日本を代表するといっても過言ではないパークゴルフ場、えべつ角山パークランドが、惜しまれながら20年の歴史に幕を閉じました。

みんパゴがパークゴルフと深く関わるようになったのは、2007年のことです。当時、えべつ角山の駐車場がいつも車で埋め尽くされている光景を見て、「パークゴルフはこんなに人気のあるスポーツなんだ」と驚いたことを鮮明に覚えています。

さて、仕事の関係でパークゴルフのイベントを担当することになり、本格的にこのスポーツと向き合うことになりました。当時の人気専門誌「パークゴルフビュー」の担当者からレクチャーを受け、数々のコースを視察する機会を得ました。

その中で最も印象に残っているのが、初めて訪れたえべつ角山パークランドです。平日のにも関わらず駐車場は満杯、コースは多くのプレイヤーで賑わっていました。まるでゴルフ場のような美しいコース設計に驚き、スタートホールでは順番待ちの列ができるほどの人気ぶりでした。

2011年ごろをピークに、パークゴルフの人気は徐々に落ち着き始めたような気がします。しかし、その一方で、インターネットを通じてパークゴルフ愛好家の交流を深める「みんパゴクラブ」が誕生し、新たなコミュニティが形成され始めたのですがパークゴルフ場のSNSに対する認識が広がらず、2021年をもって終了。

2024年、SNSが社会に浸透し、情報発信のあり方が大きく変化する中、えべつ角山パークランドが閉場というニュースは、私にとって大きな衝撃でした。パークゴルフというスポーツが、時代の変化に対応しきれなかったように感じられます。

今年の初めから、えべつ角山パークランドの閉場が報じられ、みんパゴチャンネルの更新もテンション上がらず、どこか寂しいものになっていました。角山の閉場は一つの時代の終わりを感じずにはいられません。

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