2020年3月1日から施行されるパークゴルフルール「オフィシャルガイドブック」の用語の定義に新たに加わったものを紹介、これによって何が変わるのか考察してみましょう!
ホールアウト
用語の定義14:ホールアウト
1個のボールをティーグランドからプレーし、1ストローク以上のストロークを積み重ねてカップに入れいることをいう。
この用語の定義によって変わってくると思われることは、
「ティーショットを打ったがボールが見つからない、ボールを紛失したと思い、紛失球の処理をしたが、実はホールインワンをしていた」
です。
この場合、旧ルールでは、紛失球の処理をしたことで、ホールインワンが認められませんでしたが、ホールアウトが用語に定義されたことによって、カップにボールが入った時点でホールアウトが成立し、ホールインワンが認められることになると思います。
規則第2条のストロークプレーでは
第2条 「ストロークプレー」は、ホールアウトしたホールごとのスコアを累計し、1ラウンド以上の合計スコアで競うゲームの方法である。
とありますので、新ルールでは、ホールインワンが認められるでしょう。
アクシデントストローク
用語の定義35:アクシデントストローク
過失によって行ってしまった規則違反となるストロークのことをいう。
打数に算入しないが、ストローク数に応じてペナルティが付加される。
オフィシャルガイドブックを読んでいると、アクシデントストロークはホールを間違えた場面、ティーグランドを間違えた場面でのペナルティと誤球によるストロークに対してのペナルティとなります。
以前は、練習ストロークで失格扱いになるような場面や、一人が間違えて打った時点で全体責任という厳しい処置がとられていたものを緩和することになります。
アクシデントストロークで勘違いしてはいけないことが、不正打ちとの混同でしょうか!
二度打ちとかはアクシデントストロークではなく、正しいストロークをしていない不正打ちで、1打プラス2打付加になります。
二度打ちをアクシデントストロークだ、と勘違いして1打を数えないとスコアの過少申告にもなってしまうので十分注意しましょう!
競技会(大会)・委員会
用語の定義37:競技会
開会式から閉会式が終了するまでをいう。
用語の定義38:委員会
競技会を運営管理する競技役員などで構成する裁定機関のことをいう。
競技会に関しては、おそらくですが、大会の閉会式前、式中に入賞に関係ない人たちがさっさと帰ってしまうとか、そういうことに対して閉会式の最後までしっかり居なさい!
ということなのかな??と感じるのですが。
大会には、協賛スポンサーさんとかが付くことが多々ありますので、スポンサーさんに顔向けできなくなるようなことはパークゴルファーはしないように、ということでしょう。
委員会に関しては、明確に定義をした。
ということだと思われます。
では、今回のオフィシャルガイドブック、用語の定義考察はここまでにしたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございます!