プレースとリプレース【パークゴルフルール・用語解説】

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ボールをプレースした後、ボールが動いたので、元あったと思われる位置に置きなおした。

これってOK?

パークゴルフでは持ち上げたボールをもとの位置に戻す行為で、プレースとリプレースの2種類があります。

この違い、しっかり認識していますか?

プレースとリプレースの違い

プレースとリプレースは何が違うのか、まずはルールブックの内容を確認してみましょう!

●救済及びその処置

(ボールの拾い上げ)

第32条

第2打以降で、本規則に基づいて拾い上げるボールのうち、 リプレース を要する場合は、前もってそのボールの位置をマークしなければならない。

マークしなかった時は、プレーヤーにペナルティを付加して、そのボールは元あったと思われる位置にプレースしなければならない。

2.拾い上げるボールの位置は、ボールマーカーをカップに対しボールの後ろに置いてマークしなければならない。

3.ボールマーカーが同伴者のプレーの妨げとなる時は、これをクラブヘッドの長さ1つ横に移すことができる。(ボールマーカーを移動した場合は、リプレース の際、先にボールマーカーを元の位置に戻さなければならない)

4.前項に違反したときはペナルティを付加する

 

( リプレース)

第33条

本規則に基づいてボールをリプレースする時は、マークしたプレーヤー自身がリプレースしなければならない。

 2.ボールマーカーを見失う紛失する及び動かされリプレースすべき位置を確定できない場合は、そのボールが止まっていたと思われる所に、できるだけ近い位置にプレースしなければならない。

3.2項に違反したときは、ペナルティを付加する。

 

(プレース)

第33条-2

本規則に基づいてボールをプレイスする時は、プレーヤーがプレースしなければならない。

動かされたボールをプレースイするときは、元あったと思われる位置に、ボールを動かした者が、プレースしなければならない。

2.動かされたボールをプレースすべき位置を確定できない場合は、そのボールが止まっていたと思われる所に、できるだけ近い位置にプレースしなければならない。

3.プレースした時にボールがプレースした箇所に止まらない場合は、次の各号に定めるところによる。

(1)ハザード外では、カップに近づかないハザード外で、ボールが止まる最も近い位置にプレースしなければならない。

(2) ハザード内では、カップに近づかないそのハザード内で、ボールが止まる最も近い位置にプレースしなければならない。

4.2項3項に違反したときは、ペナルティを付加する。 

リプレースとは

ボールの後ろにマークをして、位置を特定し、元にあった位置に正確に置きなおす時がリプレース

カップから2クラブ以内のボールを拾い上げ、元に戻す時、またプレーの妨げになるので、マークを要求され拾い上げたボールを元に戻す時がリプレースになります。

リプレースの場合、ボールを置きなおし、マークを外した時点で「プレー中のボール」になり、風等で動いてしまった場合、ボールが止まった位置からプレー再開となります。

間違って、ボールを戻してしまうとペナルティになるので注意しましょう。

 

プレースとは

ショットがOBになったり、アンプレヤブルを宣言して、ボールを所定の位置に置きなおすとき、「プレースする」といいます。

また、止まっているボールに、他の人ボールが当たって動かされた時、元あった位置にボールを戻すときも「プレース」といいます。

プレースの場合、ボールを置き、ショットをした時から「プレー中のボール」になります。

つまり、プレースした後ボールが動いてもプレー中のボールではないので、元あった位置に戻すことができます。

 

言葉遣いとしては、プレースもリプレースも同じように使ってしまいがちですが、ルールでは明確に違いがあります。

きちんと使い分けると、カッコイイですよね!

 

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